8:00~20:00(電話受付)
宮崎県は全域対応致します
これからはIPV6という世界に突入していくと思われますが現在まだIPアドレスはIPv4というバージョンの物が主流で利用されております。IPはコンピュータ同士の通信をするときの住所のような役割をするもので、家庭用や企業用の内部ネットワークなら192.168.0.5、インターネットに接続する際はISP=インターネットサービスプロバイダから与えられたグローバルIPこちらもIPv4となります。宛先がないと住所がないと相手に情報は送れませんのでインターネットやPC間での通信をするための送り先住所宛先住所のようなものです。
IPv4は32ビットのビット列で構成されます。32ビットとは2の32乗の数の住所の表現ができます。実際は、割り当てられないIPなどがありますので実際は世界でインターネットに使えるIPは、4億個ぐらいだといわれております。世界の人口が見れるサイト http://arkot.com/jinkou/ こちらをみてもらえるとわかりますが確認すると世界には74億人の人類が存在します。もちろん生まれたばかりの子供からお年寄りの方までカウントしますし、その中でも発展途上国の国なども含まれますので実際パソコンやインターネット、スマホなどを利用する人は限られてきます。それでも4億個という数のIPは少ないですね。世界中の方がインターネットをするようになればIPが枯渇していくのがわかると思います。
IPv4は、32ビットのビット列で表現します。IPアドレスはサブネットというものを利用してネットワーク部とホスト部に切り分けることができます。これによりどのネットワーク部のどのホストというような形でネットワークの宛先を表現し宛先がわかるようにする事が出来るようになります。
ネットワーク部は大まかに3つに区別されます。
クラスA:0.0.0.0~127.255.255.255
クラスB:128.0.0.0~191.255.255.255
クラスC:192.0.0.0~223.255.255.255
よく192.168.0.1などのIPをみかけるとおもいますが、これは主に家庭で使われているネットワークはクラスCを使っています。クラスCは 2の8乗の表現が可能で 256台 そこからネットワークアドレスとブロードキャストアドレスなどに割り当てはできませんので 256台ー2台=254台のIPをコンピューターに振ることができます。簡単にいえば200代以下のPCをつなぐならクラスCでよいということです。クラスBは2の16乗-2=65534代 クラスAは2の24乗=1677214台の表現が可能となります。クラスAになるほど大規模ネットワークです。家庭用とか小さい企業さんとかはクラスCを使ってます。
このようにIPアドレスをクラスでわけるのをクラスフルアドレッシングといいます。またサブネットで自由にネットワーク部とホスト部を分けることをクラスレスアドレッシングといいます。よくクラスレスアドレッシングでは192.168.100.XXX/28 とかそのような表記で表示されることがありますが、それは先頭から28ビットがネットワーク部ですよという意味ですね
● ネットワークアドレス(例192.168.1.0)
(その所属のネットワークを表現するネットワークアドレス)
● ブロードキャストアドレス(例192.168.1.255)
(その所属のネットワークホスト全体と通信を行う際に使う)
全体にPINGを送りたい 生存確認などいろんなところで使われる。
● ループバックアドレス(例127.0.0.1)
(自分自信を表すアドレス)
自分自身のサービスなどの確認などで使われる。
●リンクローカルアドレス(例169.254.0.0)
(IPがDHCPエラーの際に自動で割り振るアドレス)
169.254.0.0~169.254.255.255
DHCPが動いてなくてもルータ内であればこのIPで通信可能
※ これはあんまり利用する方は少ないかと思います。
●ユニキャスト方式
1vs1での通信方式
●マルチキャスト方式
登録されたPCに対してまとめて通信する方式
●ブロードキャスト方式
上記にもありましたがホスト全体に送る方式
●エニーキャスト方式
同じIPアドレス(エニーキャストアドレス)PCのどれかに送る方式
IPv4にはいろんな送信方式があります。
ソフトバンクなどがAIやIOTなどに積極的に投資してますね。これからAIやIOT(Internet of Things) の時代となります。IOTとは物がインターネットにつながる時代です。物がインターネットにつながるようになると冷蔵庫や太陽光、エアコンなどがスマホから~インターネットから操作できるようになります。その際にIPアドレスをふるようになっていきますのでこれからさらに枯渇がすすみます。これからはIPv4だけはなくIPv6の知識も必要となりますね(^^)/
この記事が気に入ったら
フォローしてね!